スルフォラファン

スルフォラファン・・・イソチオシアネートの一種。アブラナ科の野菜の中でもブロッコリーなどに含まれる。

抗ガン作用が高く、スプラウトには通常のブロッコリーの20~50倍多く含まれているという研究結果が発表されていらい、ブロッコリースプラウトが話題に。

不飽和脂肪酸

魚、植物性食品の油

常温で固まっていない油、と思えばわかりやすい。

■一価不飽和脂肪酸

動脈硬化の原因となる悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を減らし、動脈硬化の防止に役立つ善玉コレステロール(HDLコレステロール)は減らさない。酸化しにくい。
オレイン酸など(オリーブ油、なたね油、落花生油、マカダミア油、アボカド、ナッツ類)

■n-3系多価不飽和脂肪酸(多価不飽和脂肪酸)

中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やす。血栓ができるのを防ぎ、動脈硬化予防効果あり。
DHA、EPA、α-リノレン酸など(魚油、えごま油、なたね油)

■n-6系多価不飽和脂肪酸(多価不飽和脂肪酸)

悪玉コレステロールだけでなく、善玉コレステロールも含めて総コレステロールを下げる。
リノール酸など(コーン油、大豆油、紅花油、ナッツ類)

イソチオシアネート

イソチオシアネート・・・アブラナ科の植物に含まれる、ワサビや大根おろし の辛み成分。

大根などをすりおろしたり、切ったりすることで細胞に傷がついて、ミロシナーゼという酵素の働きで生成される。

がんになる前の異常化した細胞の増殖を抑える作用、消化を良くする作用、食欲増進効果、血栓が出来るのを予防する作用、殺菌作用などの効果が期待できる。

 

アリシン

アリシン・・・ニンニクやネギの特有なにおい、辛みのもとになっている成分。硫化アリルの一種であるアリイン(無臭)がにアリナーゼという酵素が働いてアリシンとなる。

抗菌、駆虫作用がある。

ビタミンB1の吸収を促す働きがある。
(アリシン+ビタミンB1=アリチアミンという吸収性の高い状態となる。)

疲労回復、食欲増進、冷え性改善、抗酸化、抗ストレス、抗ガンなどの作用。

ビタミンB1

ビタミンB1・・・キノコ類、海藻類、豆類、豚肉、ウナギに豊富。

糖質がエネルギーに変わるときに必要なので、穀物と一緒に食べると体脂肪として残りにくい。
体内の疲労物質の燃焼にもかかわっていて疲労回復にもよい。

ルチン

ルチン・・・ビタミン様物質Pの一種で、ケルセチンと二糖類のルチノースからなる柑橘フラボノイド。そば、グレープフルーツジュースなどに多く含まれる。

血管収縮、毛細血管の透過抑制、毛細血管壁を強くする効果があり、脳出血などの予防に効果があるのではないかといわれている。抗酸化機能があるので、活性酸素を除去し血液を浄化する作用を持つといわれている

ビタミンA/カロテン

カロテン・・・野菜や果物に含まれる色素で抗酸化作用が大きい。にんじんのオレンジ色、トマトの黄色がカロテン。体内でビタミンAに変わる。

ビタミンA・・・脂溶性ビタミン。眼の視力を保つのに不可欠なビタミン。

皮膚や粘膜を健康に保つ役割もあり、全身の多種多様な生理作用にかかわる。
色の濃い野菜のほか、レバーやウナギにも多く含まれる。

脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂取すると吸収力が高まる。
茹でると吸収率が上がり、薬効も高まる。

ビタミンE

ビタミンE・・・脂溶性ビタミン。西洋カボチャ、赤ピーマン、植物油、種実油に多く含まれる。

抗酸化作用が高く、動脈硬化も防ぐといわれている。血液の流れをよくし、ホルモンの生成や分泌、生殖機能の維持にも関係している。

脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂取すると吸収率が高まる。

ビタミンB2

ビタミンB2・・・水溶性ビタミン。レバー、ウナギ、卵、乳製品、納豆などに多く含まれている。野菜ではモロヘイヤに比較的多くふくまれている。

タンパク質や脂質、炭水化物をエネルギーに変えるときに必要。特に脂質の代謝には不可欠。
眼,皮膚,口の中の粘膜を正常に保つ働きをする。