スイートピーの花言葉は「門出」
スイートピーはマメ科・レンリソウ属となります。イタリアのシチリア島が原産地であり、1650年頃に神父のフランシス・クパニが発見したという歴史が古い花です。
赤、黄色、白、紫、ピンクなどの色があり、華やかな中にも上品さを感じさせる見た目をしています。花びらは大きさが異なり、後ろ側に付いている旗弁が最も大きいです。そして、手前には翼弁が2枚、さらに前には竜骨弁という最も小さい花びらにて構成されています。
また、甘い香りをしており見た目だけでなく匂いを楽しめる点も魅力です。イギリスのアレクサンドラ王妃が好んだ花であり、エドワード朝を象徴する花ともいわれています。
ー色ごとのスイートピーの花言葉
「スイートピー」の花言葉には、別れに関するものが多くありました。色ごとに花言葉は違うのでしょうか。ここからは、「スイートピー」の色別の花言葉を紹介していきますね。
赤のスイートピーの花言葉
歌手・松田聖子さんの曲「赤いスイートピー」が大ヒットしたため、「スイートピー」といえば、赤色を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし、赤い「スイートピー」の花言葉には、色別の花言葉はないようです。そのため、「スイートピー」全般の花言葉と同じで、「門出」や「優しい思い出」、「永遠の喜び」が赤い「スイートピー」の花言葉にあたります。
赤いスイートピーは、現在は実在する花です。
かつては伝説や歌の中だけで語られていましたが、現在では多くの人びとに親しまれています。
その変遷には、一人の農家さんの長年にわたる努力があります。
三重県の農家さんが「赤いスイートピー」のイメージに魅了され、実現に向けて品種改良に取り組みました。
18年間という長い時間を経て、赤いスイートピーは実在する花になりました。
白のスイートピーの花言葉
ースイートピーの名前の由来は?
次に「スイートピー」の名前の由来を見ていきましょう。「スイートピー」は、英語の名前をそのままカタカナにしたものです。甘いを意味する「sweet」と、豆を意味する「pea」から成り立っています。「スイートピー」は、甘い香りを放つため、この名前がつけられたようです。ちなみに、「スイートピー」は名前に「豆」がついているものの、豆には毒性が強いあるため、食べられませんので、注意してくださいね。
また、和名では「麝香連理草(ジャコウレンリソウ)」や「麝香豌豆(ジャコウエンドウ)」、「香豌豆(カオリエンドウ)」などと呼ばれます。難しい漢字の「麝香連理草(ジャコウレンリソウ)」ですが、「麝香(ジャコウ)」とは、香水などに使われるムスクのこと。いずれも、「スイートピー」の持つ香りの良さからつけられた名前です。
スイートピーは、香りが良いということを意味する英語「sweet(スイート)」と、マメ科の植物を表す「pee(ピー)」を組み合わせて名づけられています。 日本名では「麝香豌豆(じゃこうえんどう)」「香豌豆(かおりえんどう)」「麝香連理草(じゃこうれんりそう)」という名を持ちます。
ースイートピーの基本情報
「スイートピー」は、イタリアのシチリア島が原産のマメ科の植物です。開花するのは一般的には、4〜5月頃で、ひらめく蝶のような形の花びらを咲かせるのが特徴。春に咲く品種が主ですが、夏に咲く品種、冬に咲く品種、ガーデン用に向く背丈の低い矮性品種、切り花に向く背丈の高い高性品種など、さまざまなものがつくられています。
ー「スイートピーの日」はなぜ1月21日なのか
ちなみに、1月21日は「スイートピーの日」というのを知っていますか? 「スイートピー」の花びらは3種類に分けられ、それぞれ1枚、2枚、1枚で成り立っていることから、「1・2・1」の1月21日に制定されました。また、この時期の「スイートピー」は香りが高く、一年のうちでも旬の時期であることから、この日が選ばれたのだそうです。
※スイートピーの花はマメ科に特徴的な蝶形花冠(ちょうけいかん)で、植物学的には旗弁1枚、翼弁2枚、竜骨弁2枚です。
しかし、スイートピーは2枚が合着して1枚の形になっているため、分解すると1-2-1に見えます。そのため、園芸的には1枚として捉える場合もあり、スイートピーの日の制定に関しては、こちら1-2-1を採用いたしました。他のマメ科の花も分解して、花の構造を比べてみると面白いかもしれません。
花弁の名前もよくできたものです。
旗弁は花の背後で旗を立てたように立つ最も大きい花弁。英語でもbanner といいますが、bannerとはあの「バナー」のこと。今はIT用語としての方が浸透していますが、もともとは国旗や軍旗の意味です。
左右両側に広がった翼弁もまさに翼のよう。英語でもwing petalといい、そのまま。もしくはダンボの耳のようなので、ダンボ弁でもいいかもしれませんが、濁点が多くて言いにくいのと、響きがあまりかっこよくないのと、著作上問題がありそうなので、却下でしょう。
竜骨弁の「竜骨」とは、船の底の中心線で、船首から船尾へ貫く主要部材のこと。花弁の形を舟底の竜骨に見立て竜骨弁と名付けられました。竜骨のことを英語でkeelといいますが、竜骨弁のことを英語でもそのままkeel petalと呼びます。
また、船の形に似ていることから舟弁とも呼ばれますが、いずれもまさに言い得て妙ですね。
竜骨弁には雌蕊と雄蕊が入っていて、ここからタネの鞘が出てきます。