特徴・ポイント:
蕎麦を塩やわさびだけで食べると蕎麦の味が引き立ちますが、塩の代わりにアイスプラントを薬味に用いた、ヘルシー蕎麦。
お好みでつけたれを用意してもよいです。
材料:
<2人分>
- そば150g
- アイスプラント適量
- 胡麻適量
- わさび適量
- 湯をわかし、蕎麦を茹でる。
- 蕎麦の茹で時間の30秒前に①にアイスプラントを加え、茹であがったら水気を切り洗う。
- 2を器に盛り、ごまを散らしてそのままいただく。
平成18年から市場に出回り始めた新顔野菜です。佐賀大学農学部で、有明海沿岸の塩害対策の研究で育てられていたとか。
生でかじると海ぶどうときくらげを合わせたようなぷちぷちして肉厚な食感とほんのり塩味を感じます。
熱を加えるとプチプチ感は消えるが、肉厚な食感、ほのかな塩味は残ります。
青臭くもなく、アクでもなく、クセは強くはないが独特。そのままちょっと食べるにはおいしいですが、あまりたくさん食べられない感じです。
氏・育ち・ころ・たて・品質
氏 birth |
[品目] | アイスプラント(ハマミズナ科 メセンブリアンテマ属) |
---|---|---|
[品種] | 食用アイスプラント | |
育ち breeding |
栃木県那須町 | |
ころ season |
5~7月 | |
たて preservation |
野菜直売所でパックにつめられて常温で販売。 | |
品質 quality |
[外観] appearance |
葉や茎にびっしりと水疱がついている。濃い緑色、サボテンの肉厚さと葉のしなやかさがある。 |
[嗜好性] flavor |
ぷちぷちとした食感と、ほんのりとした塩味が特徴。 | |
[用途性] cookery |
そのままサラダで、炒め物、天ぷらなど。 | |
[保存性] preservation |
保存性は悪いのでなるべく早く消費する。ビニール袋に入れ、 野菜室で4~5日。 | |
[栄養性・機能性] |
ミネラル豊富。ナトリウム、カリウム、カロテン、ミオイノシトール、ピニトールなど。ミオイノシトールは、肝臓の中性脂肪の増加を抑制。野菜では希少。ピニトールは、血糖値を下げる働きがある。 |
アイスプラントはぷちぷちした食感と塩味が特徴の新顔野菜。栄養豊富で、色鮮やか。