特徴・ポイント:
モロヘイヤが新鮮な場合、湯がくのはさっとで、刻むのも荒くてOK。食欲の落ちる夏は、そうめんなどの上にかけて食べると夏バテ防止にぴったり。
材料:
<1人分>
- モロヘイヤ5株
- 納豆1パック
- うずらの卵、または鶏卵の黄味1個
- 胡麻適量
- モロヘイヤはさっと湯がいて刻む。
- 納豆をたれとよく練り混ぜ、器に盛り、モロヘイヤ、卵、ごまの順に器に盛り付ける
- 食べる直前によく混ぜていただく。
モロヘイヤ
モロヘイヤは、古代からインドやエジプトを中心とした中近東で広く栽培・利用されてきた健康野菜。「モロヘイヤ」というのは、アラビア語の「王様の野菜」という意味。どんな薬を飲んでも治らない重病の王様がモロヘイヤのスープを飲んで治ったとか。カラダの抵抗力を高めるβ-カロテンやビタミンC、疲労回復を促すビタミンB1やビタミンB2、ビタミンEなどのビタミン類、そしてカルシウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラルが多く含まれています。
それほど青臭さはなく、生でそのまま食べても、サラダ菜のような感じで、あまり癖もなく食感も柔らかいが、やはり少し火を通した方が食べやすい。
茎も柔らかい。
さっと湯がいただけで良い香りが立ち、食感もとても良くなる。
氏・育ち・ころ・たて・品質
氏 birth |
[品目] | シナノキ(シナノキ科 ツナソ属) |
---|---|---|
[品種] | モロヘイヤ | |
育ち breeding |
東京都世田谷区、家庭菜園 | |
ころ season |
8月(旬は夏) | |
たて preservation |
朝、若芽(株の上15cmぐらい)を収穫。 | |
品質 quality |
[外観] appearance |
葉はとても薄く、みずみずしく柔らかい。茎も柔らかく弾力がある。 |
[嗜好性] flavor |
栄養価が高く、刻むと粘りがでる。クセはないが、生だとアクが強い。硬い茎は食べない。 | |
[用途性] cookery |
他の青菜同様、ゆでて和えもの、お浸し、煮浸し、煮物に。生まま天ぷら、叩いて粘りをだしても。 | |
[保存性] preservation |
鮮度が落ちると葉がかたくなる。さっとゆでて冷凍保存も可。刻んで小分けにして冷凍しておくと使いやすい。 | |
[栄養性・機能性] |
カロテン、ビタミンB群、C、E、カルシウム、鉄、ムチン*。 ムチン・・・ぬめり成分。胃腸や目などの粘膜を保護し肝機能を高める。糖の吸収を遅らせ血糖値の上昇を抑制する。 |
栄養価が高く、刻むと粘りがでるモロヘイヤ。新鮮なうちに、もりもりいただいてみましょう。