いと愛づらし 日野菜かぶ、野沢菜、熊本いんげん

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らでぃっしゅぼーやから、珍しい野菜のセット、「いと愛づらし」が届きました。

本日は、日野菜かぶ、野沢菜(若菜)、熊本いんげん。

日野菜かぶは、細くて首のほうが紅紫色の美しいかぶで、辛みがあります。野沢菜は、通常は1メートルほどに育てますが、今回は、柔らかいうちに収穫した若芽。漬物用の大きいものより素人には扱いやすく、食べやすかったです。熊本いんげんは、見た目はよく見るいんげんに見えましたが、在来種だそうです。

「いと愛づらし」同梱の説明より

日野菜かぶ(丹後ほっこり野菜組合)

根の上部から葉にかけて美しい紅紫色になる細いかぶ。室町時代頃、現在の滋賀県日野町に自生していたかぶが発見され、日野町の種子商、吉村源兵衛が改良して広まり、当時の天皇にも献上されたと伝えられている伝統野菜。普通のかぶと同じようにも食べられるが、独特の辛みがあるため、塩漬けや糠漬け、紅紫色を生かして甘酢漬けなど。

野沢菜(甘楽町有機農業研究会)

江戸中期中期に長野県野沢温泉村の健命寺の住職が、京都で天王寺カブを気に入って種をもちかえったのが始まりといわれています。
群馬県甘楽町と野沢菜漬けで有名な長野県野沢温泉村は、「野沢菜の嫁入り里帰り事業」として、甘楽町が野沢温泉村から種をもらって栽培し、野沢温泉村で漬け込むという交流を行っています。漬物に使うものは1メートルほど大きく育てます。柔らかいうちに収穫した若菜は、浅漬け、生のままざく切りにして醤油味の炒め物、お浸し、味噌汁など、小松菜と同様の調理法でつかえる。

熊本いんげん(肥後あかね)

かつて熊本県の宇土半島から天草地方にかけて盛んに栽培されていた在来種のいんげん。平たくて薄い緑色。地元では、その形が鉈に似ていることからナタ豆、次々なることから何度も繰り返すの意のあくしゃ豆、と呼ばれている。やわらかい。茹でてしょうが醤油で食べたり、和え物、煮物や揚げ物に。