梨玉

秋になり、梨のおいしい季節になりました。
梨の皮をイメージした、水玉ならぬ梨玉の柄です。

梨は、皮が褐色の赤梨と、皮が黄緑色の青梨に分けることができます。
幸水、豊水などの赤梨は、皮の色が赤茶けて濃くなった方が熟していて美味しいそうです。
梨の皮には、「コルク」と呼ばれるたくさんの点があり、水分を逃がさないように保ったり、害虫から実を守る役割をしています。
梨が熟してくるとコルクが薄くなり表面もツルツルになってくるそうです。

梨の皮の付近には抗酸化成分であるポリフェノールの一種のアルブチンやクロロゲン酸が多く含まれているので、
できれは皮がごと食べるのがおすすめです。

Continue reading 梨玉

向日葵

ひまわりは、大きな花のように見えますが、実は、多数の小さな花が集まってできています。
外側の黄色い花びら部分は「舌状花」、中心部の小さな花は「筒状花」と呼ぶのだそうです。

中心の小さな花の部分は、びっしりと螺旋状に並んでいますが、フィボナッチ数列という規則に従って並んでいるのだそうです。

8月7日の誕生花です。
花言葉:光輝、愛慕
Continue reading 向日葵

菜の花

春になると見られる、一面の菜の花畑。
明るく元気に咲く菜の花を見ていると、活力を与えられる気がします。

菜の花とは、アブラナ科アブラナ属の花の総称です。
(昔は、特に種子から菜種油をとる、油菜のことを菜の花と呼んだようです)
カブ、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、カラシナなどのアブラナ科の野菜は、黄色くてかわいい花を咲かせます。

花言葉:快活、豊かな日々
2月6日の誕生花です。

Continue reading 菜の花

土筆

「ツクシ誰の子スギナの子 お前誰の子コジキの子」

春の到来を告げる植物、ツクシ(土筆)。
実は、ツクシという名の植物はなく、正式にはスギナといいます。

ツクシはスギナの地下茎から出てくる胞子茎のことを指す名称です。

春にツクシが出て、その後スギナが次々に芽を出してきます。

出たばかりのツクシの頭は、6角形の小さなタイルを貼りつけたような姿をしています。
成長に従ってタイルの間にすきまができ、たくさんの小さな傘を広げたような形に変わっていきます。
その傘を開いて胞子を飛ばし終えると、ツクシは枯れてしまいます。

スギナはなんと3億年以上も前から生き残っている生きた化石でもあります。
スギナの地下茎から胞子茎と呼ばれるツクシを生やし、胞子を飛ばして子孫を増やしてきました。

Continue reading 土筆

カカオポッド

バレンタインデーにちなんで、カカオの実の柄です。

チョコレートの原料、カカオ豆は、カカオの実のから採れます。
カカオの実は、カカオポッドと呼ばれています。
カカオポッド1個にカカオ豆が20~40粒ぐらい入っています。
カカオの樹は大きく分けてクリオロ種、フォラステロ種、トリニタリオ種の3種類に分けられるそうです。
カカオポッドは、とてもカラフルです。緑、黄、赤など、品種や熟成度によっていろいろな色があるそうです。

Continue reading カカオポッド

My Space(太陽系)

太陽系をモチーフにした柄です。

太陽系とは、太陽の重力の影響がおよぶ空間のことで、
現在のところ、太陽と、水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星の8つの惑星と、衛星や小惑星、彗星などで構成されています。

太陽からの距離:
(1)水星:5790万km
(2)金星:1億820万km
(3)地球:1億4960万km
(4)火星:2億2790万km
(5)木星:7億7830万km
(6)土星:14億2940万km
(7)天王星:28億7500万km
(8)海王星:45億440万km

1.水星:太陽にもっとも近く、平均温度が170℃前後もある灼熱の世界
2.金星:金星は地球に近く、星の中でも最も明るい光輝を放ち、美の女神ビーナスの名で呼ばれます。「明けの明星」「よいの明星」というのは、ともに金星をさします。
3.地球:太陽系で唯一、生命の存在が確認されている天体です。豊富な水と大気に包まれ、生き物が存在するのに適しています。
4.火星:赤く見えるこの惑星には、かつて水があったと考えられています。
5.木星:太陽系のなかで1番大きく、大気ガスでできた惑星です。赤道付近には「大赤斑」と呼ばれる巨大な大気の渦が見えます。4つの大きな衛星を有しています。
6.土星:太陽系の中で2番目に大きい惑星です。氷の小片や岩石や宇宙塵からできる恒常的な環を持っています。
7.天王星:自転軸が98度も傾いていて、ほぼ横倒しの状態で回転しているのが特徴です。表面はメタンを含んだ大気に覆われていて、青い色に見えます。
8.海王星:最も太陽から離れています。表面温度は摂氏マイナス220度近く、極寒の世界です。天王星よりも青みが強くコバルトブルーに見えます。
Continue reading My Space(太陽系)

五色の短冊

五色の短冊の柄です。
子どものころ、七夕になると、何の気なしに笹に短冊に願い事を書いて飾っていましたが、
短冊の色には意味があったそうで・・・。

青(緑):東、木、仁…徳を積む・人間力を高める
赤:南、火、礼…父母や祖先への感謝の気持ち
黄:中央、土、信…信頼、知人・友人を大切にする
白:西、金、義…義務や決まりを守る
黒(紫):北、水、智…学業の向上

天の川にも、五色が充てられているそうで・・・。
青:こと座のアルファ星、織姫の星
赤:さそり座のアンタレス星
黄:わし座のアルファ星、彦星の星 
白:天の川の色
黒:夜空の色

七夕飾りにも意味があったそうで・・・。

網飾り・貝飾り:豊年豊作、大漁
巾着:金運アップ
屑籠:整理整頓
吹き流し、紙衣:織物や裁縫の上達
星:願いがかないますように
笹の葉:邪気を払う
鶴:長寿
織姫・彦星:永遠の愛

Continue reading 五色の短冊