ヤーコンのヘルシーポタージュ

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ヤーコンは多汁、甘みと多少のアクがあり、粘り成分を含む健康野菜です。

特徴・ポイント:

健康野菜なのでたくさんいただきたい所。無理なくいただけるようスープにしてみました。
ミキサーにかけることで、適度なシャキシャキ感が残りつつ、とろみ、旨みを楽しむことができます。

材料:

<2人分>

  • ヤーコン150g
  • タマネギ1/2玉
  • 昆布茶小2
  • 豆乳大1
  • オリーブオイル、塩、胡椒適量
  • ヤーコン、タマネギは適当な大きさに切り、オリーブオイルで全体に透き通るまで炒める。
  • ひたひたの水と昆布茶を加え、軽く煮てアクを取った後、火をとめ、荒熱をとる。
  • 2をミキサーにかける
  • 3を再び火にかけ、とろみを見ながら豆乳を加える。
  • 塩・胡椒で味を整える。

ヤーコン

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アンデス山脈で伝統的に先住民によって栽培されていた根菜類。見た目はサツマイモに似ていますが、栄養素はデンプンではなくフラクトオリゴ糖。整腸作用などが注目されている健康野菜です。
食感はシャキシャキしていてみずみずしく、ダイコンに似た繊維質と甘み、ゴボウのようなアクを感じます。ナシに似た食感といわれているようですが、ナシのつもりで食べると甘みは中途半端でアクもあり、食べにくいです。生食は人によって好みが分かれると思います。

氏・育ち・ころ・たて・品質


   birth
[品目] ヤーコン(キク科 ポリムニア属)
[品種] ヤーコン
育ち
   breeding
  栃木県那須町(原産は南アメリカアンデス地方)
ころ
   season
  4月(旬は10~12月)
たて
   preservation
  野菜直売所で常温で販売。
品質
   quality
[外観]
appearance
外皮は褐色を帯び、泥つき。内部は黄みがかった白。全体がふっくらとしていて大きなサツマイモのような感じ。
[嗜好性]
flavor
多汁、甘みと多少のアクがあり、シャキシャキした食感。
[用途性]
cookery
生でも食べられるが、火を通した方が食べやすい。
[保存性]
preservation
泥つきのまま新聞紙に包み、冷蔵庫で3~4日。
[栄養性・機能性]
nutrition/effect
フラクトオリゴ糖、食物繊維、カテキン、テルペン類。粘り成分イヌリンを含み、カロリーはサツマイモの半分以下。健康野菜として近年注目されている。
*フラクトオリゴ糖・・・整腸作用。