桜桃小紋

サクランボといえば、仲良く2個くっついていてなんだか楽しそうなイメージです。

サクランボは1つの花芽から複数個の花が咲きます。同じ花芽から咲いた花は、軸の元のところでくっついています。その花が実になるので、実もくっついたままなのです。

花の数は、実は品種によって違い、1個の場合もあれば、5個の場合もあります。5個くっついたものにはまだお目にかかったことがありません。

サクランボをちょっと音符風にデフォルメしてちりばめました。

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カーネーションチェック

母の日の花といえば、カーネーション。
カーネーションは古代ギリシャ時代から栽培されていたといわれ、その間、品種改良が進められ、色も種類も豊富です。

カーネーション自体の花言葉は、「無垢で深い愛」ですが、色によって花言葉が異なります。

赤…「母への愛」
濃赤…「私の心に哀しみを」「欲望」
白…「純粋な愛」「尊敬」「私の愛は生きています」
ピンク…「女性の愛」「美しいしぐさ」「感謝」
黄…「軽蔑」「嫉妬」「友情」
オレンジ…「純粋な愛」「あなたを熱愛します」
緑…「癒し」「純粋な愛情」
紫…「誇り」「気品」「気まぐれ」
青…「永遠の幸福」
マーブル模様…「愛の拒絶」「私はあなたの奴隷」

カーネーションの花びらのイメージを市松模様にしました。

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花桃

3月3日、ひなまつりといえば、桃の節句。
3月3日に桃の花を杯に浮かべて飲むと邪気を払うという中国の故事にならい、3月3日が桃の節句とされました。
桃というとまず思い浮かべるのは果物のモモですが、ひなまつりに飾る桃の花は、花を観賞するための「ハナモモ」で、食用の実桃とは別の品種です。
屋外の桃の開花時期はもう少し遅く、3月中旬~5月ごろに、赤や白、ピンクの華やかな花を咲かせます。

3月3日の誕生花です。

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猩々木の葉文様

ポインセチアは、別名クリスマスフラワー、和名ショウジョウボク。
花ビラのように見える赤い部分は、苞(ほう)と呼ばれる葉です。
真ん中の小さく黄色い部分が、花です。

ポインセチアのを麻の葉文様風にしてみました。

ポインセチアを見ただけで、クリスマスだな、と感じます。

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秋の田んぼは、ナウシカの金色の野のようでとても好きな風景ですが、
黄金色に色づいた稲の穂がこうべをたれたら収穫のサイン。
刈り取られたイネは、茎にワラを巻き付けて、稲束にまとめられます。

稲の収穫をモチーフにした柄です。

日本では、古くから、稲は大切な食料であると同時に、富の象徴であり、
稲には、神が宿ると信じられて、崇められきました。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という諺は、
稲の穂は実が入ると重くなって垂れ下がってくることから、学徳が深まると、かえって他人に対し謙虚になることのたとえなのだとか。

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梨玉

秋になり、梨のおいしい季節になりました。
梨の皮をイメージした、水玉ならぬ梨玉の柄です。

梨は、皮が褐色の赤梨と、皮が黄緑色の青梨に分けることができます。
幸水、豊水などの赤梨は、皮の色が赤茶けて濃くなった方が熟していて美味しいそうです。
梨の皮には、「コルク」と呼ばれるたくさんの点があり、水分を逃がさないように保ったり、害虫から実を守る役割をしています。
梨が熟してくるとコルクが薄くなり表面もツルツルになってくるそうです。

梨の皮の付近には抗酸化成分であるポリフェノールの一種のアルブチンやクロロゲン酸が多く含まれているので、
できれは皮がごと食べるのがおすすめです。

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向日葵

ひまわりは、大きな花のように見えますが、実は、多数の小さな花が集まってできています。
外側の黄色い花びら部分は「舌状花」、中心部の小さな花は「筒状花」と呼ぶのだそうです。

中心の小さな花の部分は、びっしりと螺旋状に並んでいますが、フィボナッチ数列という規則に従って並んでいるのだそうです。

8月7日の誕生花です。
花言葉:光輝、愛慕
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菜の花

春になると見られる、一面の菜の花畑。
明るく元気に咲く菜の花を見ていると、活力を与えられる気がします。

菜の花とは、アブラナ科アブラナ属の花の総称です。
(昔は、特に種子から菜種油をとる、油菜のことを菜の花と呼んだようです)
カブ、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、カラシナなどのアブラナ科の野菜は、黄色くてかわいい花を咲かせます。

花言葉:快活、豊かな日々
2月6日の誕生花です。

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土筆

「ツクシ誰の子スギナの子 お前誰の子コジキの子」

春の到来を告げる植物、ツクシ(土筆)。
実は、ツクシという名の植物はなく、正式にはスギナといいます。

ツクシはスギナの地下茎から出てくる胞子茎のことを指す名称です。

春にツクシが出て、その後スギナが次々に芽を出してきます。

出たばかりのツクシの頭は、6角形の小さなタイルを貼りつけたような姿をしています。
成長に従ってタイルの間にすきまができ、たくさんの小さな傘を広げたような形に変わっていきます。
その傘を開いて胞子を飛ばし終えると、ツクシは枯れてしまいます。

スギナはなんと3億年以上も前から生き残っている生きた化石でもあります。
スギナの地下茎から胞子茎と呼ばれるツクシを生やし、胞子を飛ばして子孫を増やしてきました。

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カカオポッド

バレンタインデーにちなんで、カカオの実の柄です。

チョコレートの原料、カカオ豆は、カカオの実のから採れます。
カカオの実は、カカオポッドと呼ばれています。
カカオポッド1個にカカオ豆が20~40粒ぐらい入っています。
カカオの樹は大きく分けてクリオロ種、フォラステロ種、トリニタリオ種の3種類に分けられるそうです。
カカオポッドは、とてもカラフルです。緑、黄、赤など、品種や熟成度によっていろいろな色があるそうです。

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